今回はWally絶賛オススメ中の英語ポッドキャストをご紹介します。これら海外(アメリカ)ローカルのポッドキャストで、カルチャー、サイエンス、ニュース、などの番組をピックアップしています。上級者向けではありますが、退屈なリスニング教材より楽しんで、時には感動しながら聴けると思います!
The Moth
僕が一番好きなポッドキャストです。TEDのようにプレゼンターが登壇して語るイベントですが、テクノロジー、エンタテインメント、デザインの代わりに人生にインパクトを残したパーソナルな体験を語る、というものです。プレゼンターはプロのコメディアン、ライターからその場でくじ引きで選ばれた庶民まで。
イギリス海峡をバスタブで横断する冒険譚から、少年時代の甘酸っぱい思い出話まで、光に寄せられる蛾(moth)のように、あなたもめくるめくストーリーに魅せられる事でしょう。イベントはアメリカの他、イギリス、オーストラリアでも開催されており、多様な英語に触れられるのも魅力です。
How I Built This
How I Built Thisは、ラジオパーソナリティ・Guy Razが起業家に創業秘話を取材するインタビュー番組。2016年開始の比較的新しい番組ですが、StarbucksのHoward Schultz、Southwest AirlinesのHerb Kelleherといった超有名企業の創業者から、日本ではあまり知られていないスタートアップまで、幅広いジャンルの起業家たちがカバーされています。
偉業を成し遂げられた人たちだけあって、しびれるようなストーリー、それを乗り越えた人だけが語れる重みのある言葉が大変貴重です。起業とは無縁の人でも、インスピレーションを受けること間違い無し!また英語学習者にとっても、アントレプレナー達のエレガントで洗練された英語表現は参考になると思います。番組は毎週更新で、無料で視聴できるのが申し訳ないくらいハイクオリティです。まだの方は、下記リンクから無料購読しましょう。
How I Built This with Guy Raz on Apple Podcasts
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Radio Lab
毎回たくさんのインタビューや取材をベースに、Jad AbumradとRobert Krulwichの二人が科学やこの世の仕組みを紐解く番組。知的好奇心がくすぐられる事請け合いです!例えば16もの錐体細胞を持つシャコに虹はどう見えるか(ヒトの錐体細胞は赤、青、緑の3つ)、ホメロスのギリシア叙事詩に青という言葉が一切出てこない謎など、色をとことん深堀りするエピソード”Colors“。スクリプトが掲載されているのもヒアリングの練習になります。
Grammar Girl
今回取り上げたポッドキャストの中で、こちらは唯一英語学習系のものですが、アメリカ人でも間違えるようなディープな英文法をGrammar Girl(Mignon Fogarty)が解説するというものです。Goose(ガチョウ)の複数形がGeeseなら、Mongoose (マングース)の複数形はMongeeseかMongoosesなのかとか、すげーディープです。各エピソード10分〜15分なのも聴きやすい。
The Market Place
全米のラジオ局でウィークデーに放送されているビジネス・経済ニュース番組。様々なレポーターが旬のトピックスについて解説・討論するので、毎日聴いていると経済動向にかなり詳しくなれます。パーソナリティKai Ryssdalのテンポ良い、高い声が耳に心地よいです。
Elvis Duran and the Morning Show
Elvis Duranがパーソナリティを務める言わばラジオ版ワイドショー。上記四つがとても高尚なポッドキャストだったのに対して、こちらはゴシップを中心とした下世話な番組です(汗)イタ電(Phone tap)コーナーはリスナーの依頼でドッキリを仕掛けるもので、好き嫌い分かれそう。全米のリスナーとのやり取りなど、かなりブロークンな英語が猛スピードで使われているのでヒヤリングの特訓にはうってつけです。
I hope you will enjoy!!!
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