「繁花」ドラマ解説 第27話 (ネタバレ有り!)

繁花 ドラマ
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このシリーズでは2024年に中国で大ヒットしたドラマ「繁花」のあらすじを紹介して参ります。今回は第27話の解説です!

第27話は私が一番好きな回、実質的には最終回。もうここで終了で良いのでは~

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第27話あらすじ解説

1993年は阿宝が想像もしない形で暮れていった。汪小姐は阿宝が取り持ってくれた天马服装厂ではなく、あくまで自分の会社として実績を作るため赤字覚悟で七彩服装厂と契約を結んだ。この実績さえあればもっと大きなオーダーを取れると信じて。そして七彩服装厂のメンバー達と新年を祝うのであった。阿宝は結局なぜ汪小姐がそのような行動を取ったのか理解できずにいたが、それは汪小姐が既に自分の知っている彼女ではなくなっていたからなのだ。1994年1月1日、中国政府は為替レートの切り下げをアナウンス、1ドル5.8元だったレートが8.7元に。ドルで商品代金を受け取る契約をしていた汪小姐は、一夜にして逆に大儲けし、このエピソードはビジネス界の伝説となる。

大晦日の夜、阿宝は一人寂しく羊肉の火鍋屋へ行く。すると期せず李李に出くわす。李李も待ち人来ず一人なのだ、二人は一緒に食事を取ることにする。普段はビジネスのために食事をしてきた二人だが、この日は慣例を破り仕事の話は一切無し、二人で気楽に食事をとる。端から見てもお似合いの二人だが、まるで恋人のように鍋をつつく様に視聴者たちは悶えることだろう。火鍋は阿宝に元カノの雪芝と行った宏顺兴の大鍋を否が応でも思い出させる。大鍋は大勢の客が鍋の周りを囲み、各自に割り当てられた“生けす”でしゃぶしゃぶするのだが、気を抜くと隣の客に肉を奪われたり。そして湯気でお互いの顔も半分くらいしか見えないのだ。李李からあなたは昔を懐かしがる人なのね、と言われ阿宝は懐かしむような思い出も無い、と答える。しかしその実、阿宝は雪芝が香港で亡くなってしまったことを思い出していた。十年後に会おう、という約束を果たすこと無く、雪芝は93年に香港で没していたのだ(死因は不明)。ヨーヨー・マが奏でる“Dinner”が切なくも温かく響く…
李李は帰り際に、先日阿宝の食事の誘いを断った際に会っていた友人は强总だったと言う(第25話参照)。金老板が転落死するのを目の当たりにした李李は、過去からは逃れられない事を悟った。李李の本名である陈珍や深圳、これらは李李が逃げ切れない過去なのだ。李李は言う、陈珍だったらA先生から受け継いだ至真园を阿宝のために賭けるような事はしないだろう、と。阿宝は言う、自分は李李を失望させる事はしない、と。二人はそれぞれ宝总/阿宝,李李/陈珍というかりそめの身分を持った似た者同士なのだ。別れ際、李李は赤の他人の善意を真に受けるような事はするなと勧告する。阿宝は李李とは他人ではないと言い、手を差し出す。李李は突然振り返り、阿宝にキスをする素振りを見せるが思い留まり、自分は李李だと言い去っていく。このシーン、もう訳分からんが、そのまま出来ちゃえ、と思わせるのだが、とにかくイケメンと美女の駆け引きと雰囲気を楽しめば良い、というシーンなんだろう。

李李和阿宝

汪小姐たちは新年からずっとウォルマートのオーダーのためのジーンズを休みなく作る。范总はそろそろ国に帰り退職する頃合いだ。汪小姐と范总は、お互い助け合った過去を振り返る。去り際范总は「后会有期(機会があったらまた会おう)」と言うが、汪小姐は「不是范总,是“江湖再见(またビジネス界で会おう)”」と言うのだ。そして夕日の中去りゆく范总に汪小姐はいつまでも感謝の再见を叫び続けるのだ。范总の三羊シャツ案件を汪小姐が助け、今回は范总が汪小姐を助け、人と人の关系で成り立っている中国の江湖(ビジネス界)がエモく語られるこのシーン。ちょうど上海から日本へ帰任した当日にこのシーンを観た俺はバスの中でボロ泣きだ

江湖再见江湖再见

爷叔が去ってから阿宝は元通りの日常を送っており、またゼロから始めようとしていた。事務所を整理していると、以前玲子から受け取った夜东京の帳簿が出てくる。その中に阿宝が以前玲子にあげたはずの銀行通帳が入っており、阿宝は過去はずっとそこにあった事に気が付く。部屋を出るとエレベーターボーイが疲れ果てて寝ている。ベテランのエレベーター係の老顾が退職し、その息子の小小顾が引き継いだのだ。小小顾は阿宝からビジネスを学びたい、と申し出る。阿宝はホテルマンとして成功するには各国の言葉を覚える事だ、と言い新しい言語で挨拶を覚えるたびにお駄賃をあげることを約束する。こうして阿宝は後進のケアを行うのだ。

黄河路の女主人たちは、金美林の金老板が亡き後、黄河路のボスは李李だと認め、李李に取り入ろうとする。至真园に食事に行こうと卢美琳を誘うが、卢美琳はプライドが許さず拒否する。金老板の死後、金美林からは客足が遠のいており卢美琳自ら客の呼び込みを行うが焼け石に水だ。借金の返済期日が迫る中、卢美琳はついに李李を頼る。お互い今までいがみ合ってきたが、今回助けてくれたら今後は至真园をサポートするから、今回は支援してくれ、と。しかし無情にも李李は手持ちが無いと言って断るのだ。これで金美林が抵当で林太に取られてしまう事が確定、金美林は失意のうちに黄河路を去るのであった。あれだけ勢いと豪快さがあった卢美琳だが、悲しみに暮れる様子が見ていてつらい。

金美林の従業員・小江西は退院し、黄河路の先輩たち(敏敏と露丝)に別れの挨拶をしに来る。金老板の事件に関わったことから、小江西はとても黄河路にはいられなくなったのだ。成功したい、女主人になりたい、と3人で黄河路にやって来たのだが、夢破れ去っていく小江西…3人は抱き合って別れを悲しむのであった。

小江西

主要登場人物たちがどんどん退場していき、物語はいよいよラストへ向かう。

第28話へ続く!

本記事はhttps://tvmao.com/drama/YG0jXGVl を参考にしています

コメント

  1. Zhimei より:

    この回、良かったですよね!
    ラストまで後3話ですね、楽しみにしてます。

    • Wally より:

      コメントありがとうございます!
      励みになります^^

      残り3話ですが、28-29話が苦手な株式市場&强总の物語…憂鬱ですが頑張ります*⁠\⁠0⁠/⁠*