Wallyです、こんにちは。前回に続き、ビジネスの現場で使える実践的なスラング、慣用句をご紹介します。アメリカでこれからビジネスをされる方、既にビジネスしているけどもう一歩踏み込んだ会話を目指している方のご参考になるよう、できるだけ「リアルな」例文、単語のピックアップを心がけています。
今回の会話シーンは、久しぶりに会った本部の販売企画担当(Wally)と営業担当者(Dan)が、近況を報告しながら新商品の販促案を話し合うというシチュエーションです。以下の例文をご覧ください。
Wally : Yo, what’s up bud?
Dan : Not much, and you?
Wally : Well, recently I’ve been wearing two hats : a marketing hat and a business planning hat. They are keeping me busy! So are they still keeping you a road warrior?
Dan : Yep, on the road five days a week.
Wally : Five days a week! That should be a tough job…
Dan : Oh, it’s alright. I like visiting customers you know. Oh, by the way, I got this new idea for promoting your new product. Why don’t you give additional discounts for the corporate account customers?
Wally : Additional discounts? Hmm, let me put on my business planning hat and figure out… I need to crunch the numbers to see if we can financially accommodate it.
Dan : No rush, I’m just throwing it out there.
Wally : Thanks for your suggestion, it gave me a food for thought. Let me think about it and get back to you.
Dan : Cool. Give me a buzz when you decide. Great seeing you!
Wally : お、最近どない?
Dan : ぼちぼちよ、Wallyは?
Wally : 最近、二つの仕事を兼務してて忙しいよ。マーケティングとビジネスプランニングと。Danは相変わらずお客さん周りばっかり?
Dan : うん、週五日出張しているよ。
Wally : 週五日!それはきつそうやね…
Dan : う~ん、そうでもないよ。お客さんと会って話すの好きだしね。あ、ところでWallyが担当している新商品の、新しいプロモーション案を思い付いたんだけど。企業顧客向けに追加のディスカウントをオファーするのはどう?
Wally : 追加の値引き?うーん、ビジネスプランニング的に考えると… 経営的に成り立つか、数字をこねくり回してみないと何とも。
Dan : あ、急ぎじゃないので。思い付いたので取り敢えず言ってみただけだよ。
Wally : 提案ありがとう、一考の価値はあるかと。ちょっと考えてみるね。
Dan : オッケー! どうするか決めたら連絡ちょうだい。またな!
例文に登場した熟語、スラングを解説します。
Bud
意味:Buddy(友達)の省略形
Wear two hats
意味:二足の草鞋(わらじ)を履く
Put — hat on.
意味:—的に考えると
Road warrior
意味:常にお客さん周りをしている営業担当者
On the road
意味:営業職として出張中
Crunch the numbers
意味:数字の処理、分析をする。特にどれくらいの費用・経費がかかるのか、かけられるのか。
No rush
意味:急ぎでは無いので慌てないで
Throw it out there
意味:思い付きなので、否定してくれても良いよ、という控えめな主張を表す。
Food for thought
意味:一考の価値がありそうな事
Get back to you
意味:また連絡する
Give me a buzz
意味:連絡ちょうだい
いかがでしたでしょうか?もしご不明な点などあれば、お気軽にコメントや問い合わせを残して下さいね!
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