「繁花」ドラマ解説 第5話 (ネタバレ有り!)

繁花 ドラマ
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このシリーズでは2024年に中国で大ヒットしたドラマ「繁花」のあらすじを紹介して参ります。今回は第5話の解説です!

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第5話あらすじ解説

第5話 登場人物

役名 役者 補足
阿宝(宝总) 胡歌 経済発展の波に乗り成り上がったビジネスマン
爷叔 游本昌 阿宝のビジネスの師匠
玲子 马伊琍 レストラン夜东京の女主人。阿宝と共同経営している。銭ゲバ
汪小姐 唐嫣 外贸总公司のスタッフ。阿宝のビジネスパートナー
范总 董勇 杭州の紡績商
李李 辛芷蕾 レストラン至真园の女主人
魏总  郑恺 毛皮商人
徐总 孙强 大手百貨店・沪联商厦の老板
陶陶 陈龙 阿宝の親友。魚の卸屋
葛老师 陈国庆 玲子,陶陶たちの近隣住民、家主。本職は弁護士(?)
菱红 Papiちゃん 玲子,陶陶たちの近隣住民。アクセサリショップを営む

あらすじ

范总との商談はいよいよ最終局面に。汪小姐は阿宝なら80万着を買い取ること、ただし価格は一着1.5元安くする事を条件として范总に伝える。魏总は少しでもディールに食い込もうと、10万着を1.5元増しで買う事を提案するが、范总は80万着の消化のために汪小姐を選び、阿宝の待つ红鹭酒家へ。李李は起死回生の策として元々至真园に予約を入れていた大手百貨店・沪联商厦の徐总に連絡を取り店に来るよう促すが、徐总は阿宝と取引することにしたので予約はキャンセルだと言われる。そう、阿宝と红鹭酒家で面会していたのは沪联商厦の徐总だったのだ。

范总が红鹭酒家へ着くとそこには阿宝と徐总がおり、挨拶もそこそこに早速商談へ。汪小姐はそこでようやく阿宝が裏で徐总と80万着をさばく算段を取り付けていたことを知り、もっと早く教えてくれていたら、と憤慨する。徐总は沪联商厦の全店舗に卸せば80万着の消化は可能と太鼓判を押し、阿宝は最終価格は更に0.5元安い25.5元だと言い切る。80万着で12万元もディスカウントする事になるが、徐总から勉強代だと思え、と突っぱねられトホホな范总。こうして范总の三羊ポロシャツを巡る駆け引きは幕を閉じるのである。

一行は玲子の店(夜东京)で祝宴を挙げる。これだけの大型案件をまとめたことから、汪小姐が科长に昇進する日も遠くない、と玲子達が活躍を祝う(汪小姐の上司・金科长の定年も近いのだ)。汪小姐は依然として阿宝が徐总という切り札を教えてくれなかった事に憤っている。玲子はアクセサリ屋の菱红から真珠のイヤリングを2,600元で買い取り、阿宝にはその10倍の26,000元の価格を伝え、これで汪小姐の機嫌を取るようアドバイスする(玲子は本当に銭ゲバだと思わせるシーン)。阿宝は菱红が安物しか取り扱っていないことを知っており、半額の13,000元を支払う。

至真园では魏总がお会計に望むが、高級料理の霸王别姬を88皿頼んだため34,000元という金額に。自分のメンツのため魏总は支払わざるを得ず、この魏总の無駄な出費は黄河路に知れ渡ることになるのだ。

さて夜东京からの帰り道、阿宝は汪小姐をなだめようとする。汪小姐に私のことを信じてないのかと言われ、阿宝はつい君が口を滑らすのを恐れたのだと返すと汪小姐は「我又不是十三点(私はバカじゃない)」と言い返す。このあたりの上海語で言い争うシーン、なんともライブ感があって良き。阿宝は汪小姐に「ビジネスをするには不响、この二文字を理解する必要がある。言わなくて良いことは曖昧にしておく、自分や他人にとって不都合なことはそっとしておく、物事にはバッファが必要なんだ」と説く。

この不响、あまり聞き慣れない表現だが、直訳すると声を出すという意味だ。実は原作の小説版ではこの不响という表現が無数に使われており、原作へのリスペクトとしてドラマのセリフに登場しているのでは、と思う。このシーン以外にも登場するので要チェック

阿宝は汪小姐に真珠のイヤリングを渡すが、古臭くて嫌だ、また前回コンタクトレンズを贈ってもらった時は会社に報告するのが嫌で結局代金を支払った、と返す。阿宝はそんなに高くないし、ちゃんと会社に報告すれば問題無い、と説き伏せる。

汪小姐を送った帰り道、阿宝は李李に出くわす。お互いの事は間接的に知りながら、ここで二人は初めて正式に出会うのであった。二人は一日の出来事を振り返り、お互い得るものがあった、また次回至真园に来るよう会話を交わす。

汪小姐が勤める外贸公司では同僚たちがみな、(イヤリングを贈ったことから)阿宝が汪小姐を好きなのだと囃し立てる。汪小姐は社内の規則に従い取引先からギフトをもらった事を報告しなければ、と思うが科长は外出中だ。

場面は変わり、爷叔と阿宝が今回の取引について議論している。爷叔は80万着を仕入れるだけの資金がない点を懸念するが、阿宝は他の案件との優先順位を変えて対応すると言う。爷叔は阿宝が汪小姐に惚れているのではと思い、汪小姐を警戒しなくては、と思う。

さていよいよ范总、阿宝、外贸公司が正式に契約を取り交わす日となる。会場には上海ビジネス界の面々やメディアが集い、三社の契約を祝う。案件の立役者として汪小姐も注目を浴びる一方、同僚の梅萍は忸怩たる思いを味わう。実は外贸公司で最初に范总と対応したのは梅萍であり、その後汪小姐が案件を対応する事になったのだ。梅萍は口では気にしてないと言うものの、彼女の表情に不穏な予感を感じるシーンだ。梅萍は阿宝に何か一緒に仕事できる事がないかアプローチするが、まずは爷叔に話してくれとあしらわれる。

阿宝外贸公司の金科长に、汪小姐に科长への昇進のチャンスはあるか問うと、科长はまだ苦労が足らないと返す。重ねて金科长は今回の案件でちゃんと儲けが出ているのか、汪小姐のために薄利でやってるのでは、と言う。爷叔も元は外贸公司の出身であり、そんなトラブルになるような事はしない、と阿宝は保証する。

場面は変わり、汪小姐は金科长と世間話をしている。ここで金科长は爷叔の実の姪であることが判明する。爷叔は昔、双子の姉妹と結婚しており(!)、1949年の建国以降に離婚している。金科长曰く、姉妹が牡丹江の親戚を尋ねる旅費を捻出するため爷叔は違法にタバコ券を売り、それを告発され逮捕されたのであった。そして金科长が告発した事が明らかに。親戚だろうと罪は罪。金科长の規律に対する厳しい信条がよく分かるシーンだ。同時進行で爷叔も阿宝に当時を振り返っており、金科长の事は今更恨んでいない、もし告発されていなければもっと悪い道を進んでいただろう、と言う。

舞台はまた黄河路,至真园に移る。李李は新聞で三羊のポロシャツが端午節をターゲットに発売予定と知るが、そこまでの時間猶予は無いだろう、と呟く。阿宝に渡すものがあるから阿宝を招待するよう潘经理に指示する。果たしてこれらが意味するところは?

またその後、李李が3ヶ月前に黄河路に来訪、金凤凰を買い取り至真园に変えた事や、金凤凰のマネージャー潘经理を雇った経緯が紹介される。爷叔曰く、至真园には最上階に一室だけ一般客に開放されていない部屋があるとの事。ずっと工事中という事になっているが、その実開店初日より深圳からの一行がその部屋を利用しており、爷叔は何か裏があると踏む。夜、阿宝は李李の招待を受け至真园へ。至真园の本領を理解するため、爷叔のアドバイス通り正面からではなく厨房を通る裏口から入店する。ここから阿宝と李李の腹の探り合いが本格化する!

第6話終り~

本記事はhttps://tvmao.com/drama/YG0jXGVl を参考にしています

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