Wallyです、こんにちは。
今日の超ディープ英語表現はDeer in the headlights。ヘッドライトの中の鹿??一体何のことでしょう。
これはクルマのヘッドライトに照らされると硬直して動けなくなる鹿に例えて、思考停止状態の人、考えられない人、を揶揄する表現です。
Deer in the headlights
(例文)
Geez, he’s like a deer in the headlights! He’s got no clear plans or strategy.
まったくもう、あいつ思考停止してるわ。計画とか戦略とか全然無いんだから。
上司のSusanがBobに憤慨してこう言っているのを聞いて、面白い表現だなぁ、と思いました。
アメリカは自然が大層豊かで、私が住んでいたニュージャージーでも野生の鹿、クマ、アライグマ、スカンク、グラウンドホッグなどが住宅街に紛れ込んでいました。自ずと野生動物が絡む交通事故もたくさんあり、そのような背景で生まれた言い回しなのかな、と思います。
ピーターラビットの実写版映画で鹿が硬直するシーンがありますが、この言い回しを知らないと映画の面白さも半減ですね。
ちなみにアメリカの高速道路ではよく鹿、小動物が轢かれて死んでいますが、これが南部に行くとアルマジロがroadkill (被害動物)だったりします。日本ではアルマジロは動物園でしか見たことが無くびっくり!自然公園などではroadkillを減らすために、リスなど小動物用の陸橋(空中の通路)がハイウェイに掛けられています。
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