電話でアルファベットを正しく伝える方法:Spelling Alphabet

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アメリカで生活していたり、海外とビジネスをしていると、自分の名前の綴りや製品のモデルナンバーを電話越しに伝える場面に出くわします。例えばホテルの予約をする、ビジネスではお客様に提案したいモデルナンバーを伝える、といった場面です。ここで意外に苦労するのが、アルファベットを電話越しに正しく伝える事です。


例えば、B-E-DP-TM-NF-S なんかは非常に混同しやすい組み合わせです。何回言い直しても伝わらない事がしょっちゅう。

そこで、電話でアルファベットを言い間違えずに正しく伝えるためのtipsがこちら。

Hi, my name is Daiki.
How do you spell your name please?
That’s D as in Delta, A as in Apple, I as in India, K as in King and another I as in India. That’s Daiki.

こんにちは、ダイキと申します。
あなたの名前のつづりは?
デルタのD、リンゴのA、インドのI、王様のK、そしてインドのIでダイキです。

そう、アルファベットを聞き間違えようの無い単語の頭文字で伝えるというものです。村上春樹の「風の歌を聴け」でもバスの座席をアメリカA、イギリスB、中国C、って表すくだりありましたね。

各アルファベットに対応する単語を出せるようにしておく事(対応表を机に貼っておくのがオススメ)、またこのas in と言う言い回しがポイントです。

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Spelling Alphabet (通話表)

欧米人も電話での聞き間違えには苦労していると見え、この言い換え手法はSpelling alphabet (通話表)と呼ばれ、電話通信の発展とともにブラッシュアップされてきたようです。

このSpelling alphabet、Wikipediaによると、国際的な標準としてはNATO(北大西洋条約機構)が定めたものがあります。元々は軍の通信目的で開発・制定されたもので、通信担当者が共通理解の元 使う前提で設定されているため、日常ではまず使わない単語も含まれています。Foxtrot(ダンスの一種)、Zulu(アフリカの民族の一つ)なんて単語普段聞かないし、BravoのBって…笑

という事で、もっとなじみのある単語でアレンジしたバージョンも記載します。プリントアウトしてオフィスに貼っておくと便利ですよ!

Spelling Alphabet表

Alphabet コード(NATO) 読み方 Wallyアレンジ
A Alfa AL FAH America
B Bravo BRAH VOH Boy
C Charlie CHAR LEE or
SHAR LEE
China
D Delta DELL TAH Dog
E Echo ECK OH Easy
F Foxtrot FOKS TROT Fox
G Golf GOLF Golf
H Hotel HO TELL Hippo
I India IN DEE AH India
J Juliett JEW LEE ETT Japan
K Kilo KEY LOH King
L Lima LEE MAH Lucky
M Mike MIKE Mike
N November NO VEM BER November
O Oscar OSS CAH Orange
P Papa PAH PAH Prince
Q Quebec KEH BECK Queen
R Romeo ROW ME OH Radio
S Sierra SEE AIR RAH Single
T Tango TANG GO Texas
U Uniform YOU NEE FORM or
OONEE FORM
USA
V Victor VIK TAH Victor
W Whiskey WISS KEY Whiskey
X X-ray ECKS RAY X-ray
Y Yankee YANG KEY Yankees
Z Zulu ZOO LOO Zoo

参考:https://en.wikipedia.org/wiki/NATO_phonetic_alphabet

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